在職老齢年金その仕組み

働きながら貰える年金

働きながら貰える年金制度がある。

それが在職老齢年金である。

この仕組みを詳しく見ていこう。

そのシステムが令和4年4月から変更される

働きながら貰える年金制度を在職老齢年金制度という。

だからこの制度を利用する収入が給与と年金の2本立てになる。

しかし合計が47万円を超えるとその超えた分の1/2がカットされてしまう。

標準月額報酬が30万円で年金が17万円を超えると超えた分の1/2がカットされてしまいます。

年間6万5000円の増額

しかし厚生年金は払い続けるので、月給20万円で働き続けると、年間の増価額:約1万3000円。

65歳から70歳まで5年間払い続けると、年間6万5000円の増額となる。

もっと嬉しいことがある〜経過的加算(差額加算)

在職老齢基礎年金制度には老齢基礎年金の未納相当分も充当できる制度がある。

我々が学生の頃は国民年金は任意加入でした。

ですから40年(480ヵ月)全額払っている人は少ないのではないでしょうか。

かく言う私も若い頃は海外に出たりして奔放な生活を送っていて未納額がかなりあります。

60歳以降1年(12ヶ月)働くと1630×12=19,521円だいたい2万円増えることになります。これが経過的加算です。

ありがたいですよね。

年金まとめ

  • 働きながら貰える在職老齢年金を利用しよう!
  • 給与と年金の合計47万円に注意!
  • 厚生年金は払い続けるのでそれなりに増えます
  • 満額になっていなかった老齢基礎年金部分の穴埋めもできます。

社会参加をしつつ、将来に向けて年金額も増やしましょう!

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